✶*すぅーっとエア吸いしてました *✶
前回リールで上げさせていただいた
ブレーキ踏むと音が鳴る車両の修理になります！
トヨタ ダイナ
型式 KK-XZU430
初年度 平成12年4月
走行距離 379,673km
ブレーキブースターの負圧が保持できているか
確認したところ
ブレーキを踏むとしゅーっとエア吸いが起き
負圧の保持ができていませんでした。
ブレーキブースターは倍力装置と呼ばれており
ブレーキが少しの踏む力で効くようにするためについている部品です。
バキュームポンプという空気を吸うポンプで
ブレーキブースターの中にある２つの部屋を真空状態にし
一つの部屋はブレーキを踏んだ際に空気が流れ込み
負圧にしようとする力を利用してブレーキをアシストし
少しの力でブレーキを踏める構造になっています。
今回はエンジンをかけた時
ブザーがなり、ブレーキの効きが悪いとのことだったのですが
エンジンをかけてしばらくするとブザーは消えていました。
これはエンジンを切るとバキュームポンプが動かないので
エア吸いが起きていた分残ったエアで真空状態になっておらず
エンジンをかけるとバキュームポンプが作動するので
しばらくするとブザーは鳴り止むのではないかと思います。
負圧がないとブレーキを踏む力がかなり必要になり
ブレーキが固く重く感じる場合があります。
今回はダッシュボードをバラさないと
作業ができない車両だったので
なかなか見れないダッシュボードの裏側を取ってみました
ブレーキブースター交換で症状が改善されたので
良かったですー
