整備事例

メカニックの整備奮闘記と備忘録をご覧下さい。

トラックのタイヤ交換(スペアタイヤと入替)の講習

[2015-06-27]

お客様の依頼で、トラックのタイヤ交換(スペアタイヤと入替)の講習することになりました。
整備工場ではトラックのタイヤを外すときはエアーインパクトレンチと使用して簡単に作業できるんですが、お客様の要望は手作業でお願いしますとのこと。
まずは取引先のプロのタイヤ屋さんと一緒にトラックのジャッキポイントやハブナットの緩め方のレクチャーと実演し、あとからドライバーの方に作業して頂くという流れで講習を開始。
意外に協力的なドライバーさんが多く、自ら作業し手順がわからなければ質問される方もたくさんいて、みなさんに熱心にタイヤ交換作業に取り組んでいただけました。
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トラックのハブナットの締め付けの確認(一カ所わざと緩めてます)をテストハンマーでみなさんにやってもらいました。
運行前点検ではハブナットの締め付けなどハンマー使って是非確認してください。

いすゞ フォワード(FRR34) ファンベルト切れる

[2015-06-03]

ファンベルトが切れたと連絡が入り来てほしいとのことで、新品のベルト持って取付に行くと、ダイナモ(オルタネータ)のプーリーが摩耗して段違いになっています。
これではベルトに負荷がかかり切れてしまいますので、応急でファンベルトを取付、工場まで来てもらうことになりました。
リビルト品のダイナモ(オルタネータ)を交換してファンベルトもそんなに痛んでないので再度使用して完成となりました。
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電気屋さんいわくこんな削れたプーリ見たことないと言われました。
走行距離が多いトラックのファンベルト交換の際はこの辺も確認していかなくてはと思いました。

メーカー:いすゞフォワード|形式:PA-FRD34L4|エンジン:6HK1

日野 デュトロ(XZU424M) エンジンチェックランプ点灯

[2015-05-19]

エンジンチェックランプ点灯したとのことで入庫しました。(DPFの手動再生ができない)
スキャンツールにて診断するとP2002を検出しDPF異常と表示されました。
バッテリーのマイナス端子を外してチェックランプをリセットし手動再生すると終了するのですが、DPF差圧規定値をオーバーしています。
お客様に最近DPF頻繁に作動してなかったか問診すると、やはり頻繁に作動していたらしいです。
フィルターが詰まり過ぎて再生するが、完全には燃焼することができなくなりエンジンチェックランプ点灯につながったと思います。
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DPFを取外してから分解してみたらフィルターは真っ黒でした。
(写真を撮り忘れてしまったのが残念です)
オーバーホール後手動再生し差圧が規定値になったことを確認し様子をみてもらうことになりました。

メーカー:日野 デュトロ|形式:PB-XZU424M|エンジン:N04C


いすゞ フォワード(FRR90) HSAが解除しない

[2015-04-11]

HSA(坂道発進補助装置)が解除しないとのことで入庫しました。
HSAの調整不良の場合はクラッチをゆくり離していくと解除しない時があるが、素早くクラッチを離すと解除される。
今回の場合は現象確認すると確かにクラッチを素早く離してもHSAが効いたままで解除しない。
スキャンツールでデータを確認するとニュートラルスイッチがクラッチを踏んでギアを入れてもONになっていることから、ニュートラルスイッチの不良でギアを入れてもニュートラルと判断してHSAが解除しなかったと思われます。
ニュートラルスイッチを交換して再度現象確認するも現象がでなくなり、スキャンツールのデータでもONOFF切り替わるようになりました。
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外したニュートラルスイッチを見ると先端のボール部分がへたっていてガタもありました。

メーカー:いすゞフォワード|形式:SKG-FRR90S2|エンジン:4HK1


UDトラックス コンドル(MK37A)エンジンかからない時ある

[2015-03-07]

エンジンがかからない時があるとのことで入庫しました。
しかも最近セルモーターとバッテリーは交換済みとのことでした。
取りあえず一度現象確認するも、快調にエンジンがかかります。
しばらく時間をおいてから再度エンジンをかけてみることに、するとブスブスと言いながらエンジンはかかったがすぐにエンストしました。
燃料エレメントを交換したあとにエア抜きをしないでエンジンをかけたときの症状に似ている気がするので、燃料エレメントのエア抜きをするがエアーは噛んでない。
念のため燃料エレメントの汚れを確認してみるが、そんなに真っ黒に汚れてはいない・・・
でも症状はエア噛みっぽいのでどっかからエアーを吸っているのではと思い点検すると、燃料エレメントのフタに亀裂を発見しました。
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この亀裂からエア吸いしていると判断してフタを交換し、時間をおいて再度エンジンをかけるも一発でエンジン始動、エンストしなくなりました。
燃料エレメントの交換頻度が高いトラックなどでの場合はフタも劣化するみたいですね。


メーカー:UDトラックス コンドル|形式:PB-MK37A|エンジン:J08E