[いすゞの最近のブログ記事 |2018-11-13]
[いすゞの最近のブログ記事 |2015-06-03]
ファンベルトが切れたと連絡が入り来てほしいとのことで、新品のベルト持って取付に行くと、ダイナモ(オルタネータ)のプーリーが摩耗して段違いになっています。
これではベルトに負荷がかかり切れてしまいますので、応急でファンベルトを取付、工場まで来てもらうことになりました。
リビルト品のダイナモ(オルタネータ)を交換してファンベルトもそんなに痛んでないので再度使用して完成となりました。
[いすゞの最近のブログ記事 |2015-04-11]
HSA(坂道発進補助装置)が解除しないとのことで入庫しました。
HSAの調整不良の場合はクラッチをゆくり離していくと解除しない時があるが、素早くクラッチを離すと解除される。
今回の場合は現象確認すると確かにクラッチを素早く離してもHSAが効いたままで解除しない。
スキャンツールでデータを確認するとニュートラルスイッチがクラッチを踏んでギアを入れてもONになっていることから、ニュートラルスイッチの不良でギアを入れてもニュートラルと判断してHSAが解除しなかったと思われます。
ニュートラルスイッチを交換して再度現象確認するも現象がでなくなり、スキャンツールのデータでもONOFF切り替わるようになりました。
[いすゞの最近のブログ記事 |2015-02-20]
3ヶ月点検で入庫のいすゞ エルフのCNG車(4HV1)なんですが、点検も終わり最後にエンジンの調子を確認しようと暖気してるとなかなか水温が上がらず、水温計を1/4あたりを表示している。
スキャンツールでデータを確認すると水温が69℃と少し低いし、ヒーターもあまり効いてない。
CNG車は水温が低いとエンジン不調になることが多く、以前にも何台かサーモスタットを交換してエンジンの調子が直った車がある。
今はそんなにエンジン不調ではないのですが、いずれ不調の原因になるのでサーモスタット交換することにしました。
交換後、水温計は真ん中あたりを表示し、水温は83℃を表示しています。
ヒーターも効いて良好となりました。
恐らくサーモスタットのワックスが高温に耐え切れず、低い温度でもサーモスタットを開いてしまうのが原因だと思います。
メーカー:いすゞ エルフ|形式:NFG-NKR82XAN|エンジン:4HV1
[いすゞの最近のブログ記事 |2015-02-10]
エンジンチェックランプ点灯したとのことで入庫しましたが、入庫時はチェックランプ消灯してました。
一度エンジン停止した(キーオフ)時に過去故障になって表示が消えたと思われます。
いすゞ エルフでよくあるこのパターン、一概には言えないがEGRバルブの動きが渋い為エラーを拾うが、すぐに正常にもどりエンジン停止ともにチェックランプも消灯すると言う現象っぽい。
スキャンツールにて故障診断してみると
P0045 EGRバルブ系異常
を表示しました。
予想してた通りでしたので、さっそくEGRバルブを外してみることにしました。
煤だらけで真っ黒です。バルブ部の動作部も抵抗を感じますが完全には固着はしてない様子でした。
恐らく動きが渋い為エラーを検出したと判断して交換することにしました。
新品部品はさすがに綺麗で動きもスムーズでした。
たまにですが、EGRバルブが固着してDPDに煤が溜まり過ぎて走行不能になるケースがあるので気を付けましょう。
メーカー:いすゞ エルフ|形式:KR-NKR81EA|エンジン:4HL1
[いすゞの最近のブログ記事 |2015-01-28]
トラックの車検整備で入庫いただいたお客様のいすゞ エルフなんですが、DPDフィルターの洗浄をしてないから一緒に作業して下さいとのこと。
この年式ぐらいのエルフはDPDフィルターの洗浄を怠るとDPDの手動再生が頻繁なりエンジンチェックランプ点灯の原因になったりしますし、最悪DPDフィルター(高額部品)を交換しなくてはならないことになります。
今回のDPDフィルターは1年ぐらい前に洗浄しましたが下の左の写真のように既に真っ黒な状態になってます。
右は洗浄後の写真です。
洗浄後復元作業する前に、ついでに差圧パイプをエアーブローしてエアーの抜けの確認をします。
(結構頑固なのでエアーブローしても通りが悪い場合は交換します)
で最後にスキャンツールでDPD強制再生をして完了となります。
メーカー:いすゞ エルフ|形式:BDG-NPR85AR|エンジン:4JJ1
[いすゞの最近のブログ記事 |2015-01-20]
天然ガス車(CNG車)のエンジンチェックランプ点灯したとのことで入庫しましたが、エンジンの調子がとくに悪いことはありません。
スキャンツールにて故障診断してみると
P0560 点火系電源異常
P0141 O2センサーヒータ回路不良
P0475 エキゾーストVSV断線短絡
を表示しました。
一度故障コードを消去すると再度点灯はしないので過去に何らしかのエラーを拾ったとみられる。
点火系電源異常が怪しい...
O2センサーが悪いのなら点火系電源異常はでないはずだ!
おそらく点火系電源が不具合をしてO2センサーヒータに電源を供給できなかった時があったと判断しました。
車両は24Vだがエンジンは12Vの為DC-DCコンバータを使い24Vから12Vに変換しているので、回路的にイグニッションリレー、コンバータリレーあたりが悪さしているのかと思い、リレーを抜いてみることにした。
イグニションリレーを外すとエンジンチェックランプ点灯したが
P0560 点火系電源異常
P0141 O2センサーヒータ回路不良
二つだけの表示だった。
次にコンバータリレーを外すとエンジンチェックランプ点灯し
P0560 点火系電源異常
P0141 O2センサーヒータ回路不良
P0475 エキゾーストVSV断線短絡
三つ表示しました。
コンバータリレーが悪さをしてるみたいなのですが、念のためイグニッションリレーも交換しました。
コンバータリレーが悪さをして12Vの電源が不安定になったときに点火系電源やO2センサーヒータ、エキゾーストVSVが正常に作動しなかったためエンジンチェックランプが点灯したとみられる。
メーカー:いすゞ エルフ|形式:NFG-NPR82XN|エンジン:4HV1
[いすゞの最近のブログ記事 |2014-02-18]
DPDの手動再生が頻繁に作動するとのことで入庫しました。
スキャンツールにて故障診断してみますが、異常なしを表示。
データモニタにてDPD差圧のチェックするが特に問題なし、インジェクターの補正値も特に問題ない。
スキャンツールにて強制再生するが終了するのに少し時間がかかる気がする。
しかし車検時に差圧パイプ交換とDPDのオーバーホールはしているので、フィルターやパイプはまだそんなに詰まってないと判断。
なぜ頻繁に作動するのか??
もう一度データモニタでデータをチェックすると、水温が微妙に低い気がする。水温計の針は真ん中ぐらいを表示しているが、実際の温度は63℃と低い。通常70℃以上が正常だと思う。
サーモスタットが若干悪い為温度保持できないのかと思いサーモスタット交換し、再度手動再生してみる。
30分以上かかってた手動再生が22分で完了となった。水温も74℃と正常値を指している。
なぜ頻繁に作動するのか、水温が完全に上がりきってないため、DPDが高温で正常に燃焼することができず、すぐまた再生してしう現象になったと思われる。
メーカー:いすゞ エルフ|形式:PB-NKR81A|エンジン:4HL1